当社は1914年、国産電力量計メーカーの先駆者として創業、以来、キュービクルや配電盤、配電自動化機器など電力の安定供給を支える製品を提供してきました。近年、日本のエネルギー事業を取り巻く環境は、デジタル技術の深化によるDXや2050年カーボンニュートラルに向けたGXなどで大きく変化しているところです。
こうした変化に対応し、さらなる成長と社会への貢献を目指して、このたび経営理念を刷新しました。新たな理念は「エネルギーを、もっと正しく、もっと賢く」をパーパスとし、「高める」「寄り添う」「守る」「挑む」という大切にする価値観を定め、使命と方向性を明確に示すとともに、全社員が理念を共有し一丸となって取り組む基盤を確立しました。
さらに、2030年の「ありたい姿」を見据えた『エネゲート中長期ビジョン2030』を策定し、「“はかる”を極め、スマートな未来を切り拓く」というビジョンのもと、脱炭素など社会課題に積極的に対応しながら、新製品開発と販路拡大に注力しています。
具体的には、「拡げる(既存拡大)」「挑む(価値創造)」「輝く(人財の成長)」の戦略の3本柱に沿って、2025年から導入された第2世代スマートメーターやHEMS・BEMS・MEMS、EV充電システムなど脱炭素に貢献する製品・サービスの開発と販路拡大を進めています。また、オープンイノベーションによる新規事業創出にも積極的に取り組み、全社で新たな事業領域にチャレンジしています。
一方で、大規模災害や感染症の影響が拡大するなか、サプライチェーンの強靭化やトレーサビリティシステムの構築、BCPの策定など事業継続力の強化も進めています。
激動の時代、市場の先行きは不透明ですが、だからこそ新たなニーズが生まれます。今後も100年企業として培った技術と信頼を大切にし、新たな経営理念を胸に、柔軟な発想で挑戦し続け、人と社会の未来に役立つ製品・サービスを提供してまいります。