去る6月8日、千里丘事業所構内に環境試験室とHEMS、BEMS実証実験施設を備えた「スマートラボ」の竣工式を、関西電力�鞄d力流通事業本部 石原ネットワーク技術部長、大崎電気工業�鞄n辺副社長をご来賓にお招きし、当社役員および千里丘事業所の関係者など約40名が出席してとりおこないました。
　多山社長は冒頭の挨拶で｢スマートラボ設立は当社開発陣の長年の念願である。ＨＥＭＳ、ＢＥＭＳの実証フィールド施設や各種環境試験室で開発製品の信頼性を高め、商品化のスピードアップを図っていきたい。メーカーの立場から一歩踏みこんで、電力会社やビル管理者さらには生活者の目線で製品開発に取り組んでいくとともに、スマートラボを拠点に関西電力と大崎電気工業をつなぐ役割も果たしていきたい｣と述べました。
　また関西電力石原部長からは｢このスマートラボが御社にとって技術力の育成と製品製造の一層の品質向上の核となることを大いに期待している ｣､大崎電気工業の渡辺副社長からは｢スマートラボが発信する新しい技術・情報を共有化し、メーカーとしての役割を二人三脚で担っていきたい｣とのご挨拶を頂きました。
　当社では、今後「スマートラボ」等を拠点にグループ会社やパートナー会社とコラボレーションを図って新製品開発をすすめるとともに、「低炭素社会」の実現にむけて、電気エネルギーのベストマネジメントとソリューションをお客さまに提供していきたいと考えています。

【スマートラボの概要】
・地上2階建て　・建築延面積 494�u　･軒高 8.55ｍ
●1Ｆ:開発機材の各種環境試験室 ●2F:BEMS、HEMSの検証フィールド ●屋上:太陽光発電システム