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エネゲート 近況報告 New's

株式会社エネゲートよりの近況報告

10.11.22 タイのSPC社とキュービクルの販売で覚書を調印しました。

  • 内容

 去る11月22日、タイバンコクのソーラーパワー社(SPC:Solar Power Company.,Ltd)本社にて、同社がタイ国内に建設する31箇所(合計発電容量186MW)の太陽光発電所の系統連系用22kVキュービクルの販売について、当社多山社長とSPC社ワンディ(Wandee)社長が覚書に調印しました。

 昨夏、ワンディ社長は、タイのエネルギー大臣と共に千里丘事業所を視察されましたが、その際、当社の制御・計測技術の信頼性の高さに非常に興味を持たれました。  当社も、積極的に海外における事業展開の可能性を調査・検討する中で、9月にはSPC社から技術者の当社への訪問を受け、22kVキュービクルの仕様の詳細打合せを実施しました。
 そして10月1日に国際事業開発室を設立し、その月に当社より現地調査に技術者をタイに派遣、22kVキュービクルの仕様について、SPC社と詳細を検討してきました。その後改めてSPC社を訪れ、今回の覚書締結に至ったものです。覚書の中身は、大きくは合計31台のキュービクルのSPC社向け販売に関する内容となっています。
  SPC社は、タイ国内の既入札済み再生可能エネルギー市場合計約3000MWのうち、204MWの権利を有している会社で、発電所の標準規模を6MWとし、タイ東北部を中心に既に1箇所は運転中、2ヶ所は建設中で、合計34箇所(204MW)の発電所を建設する予定です。
 当社は既設・建設中を除く31箇所について、22kVキュービクルをSPC社に順次販売する予定で、さらに覚書では3000MWの市場の事業者に対して、22kVキュービクルの販売を目指してフィジビリティスタディを行うなどの踏み込んだ内容となっています。
 エネゲートでは今回の受注を足がかりに、海外への事業展開をさらにすすめていきたいと考えています。

SPC社のワンディ社長と多山社長