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  2. 2012.07.06 タイ政府とSPCG社 ワンディ社長がスマートグリッド実証設備をご視察されました。

エネゲート 近況報告 New's

株式会社エネゲートよりの近況報告

タイ政府とSPCG社 ワンディ社長がスマートグリッド実証設備をご視察されました。

来社された御一行様

  去る7月6日、タイ政府のニルット首相府副長官およびSPCG社ワンディ社長等(5名)が来日され、関西電力大阪北支店(給電制御所)・扇町営業所(配電自動化システム)をご視察の後、当社千里丘事業所のスマートグリッド実証設備やECOCUBEの製造ラインを視察されました。
 多山社長は千里丘事業所での歓迎の挨拶で、ニルット首相府副長官にタイ国での洪水のお見舞いの言葉を述べるとともに、ワンディ社長に合弁会社「ENEGATE(THAILAND)」が正式に登記されたことの御礼を述べられました。
 また最近の日本のエネルギー政策の大きな変化をビジネスチャンスとすべく、次の3点を説明されました。 (@太陽光発電など再生エネルギーの普及拡大 A省エネ推進のための電気使用量の「見える化」でスマートメーターの普及が加速 B再生可能エネルギーやEVの拡大に伴う双方向な電力系統(スマートグリッド)の構築)
 その後、キュービクル製造ライン、ECOCUBEのユニット式電力量計の生産ラインを見学され、スマートグリッド実証設備では「SG実証用変電所」や「EV向け給電システム・エコQ電」を、またスマートラボ内では「SG監視制御室」やHEMS環境などを熱心に視察されました。
 スマートグリッドに関心の高いタイでは、エネルギー関連のインフラ整備が急務ということで、工場見学を終えられた後のディスカッションでも、特にエネルギーマネジメント関連の話題が中心となりました。
 多山社長は、合弁会社「ENEGATE(THAILAND)」においても、今後スマートグリッド関連事業の展開を考えていることも説明されました。ニルット首相府副長官およびワンディ社長は「素晴らしい実証システムを見せていただいた。ぜひタイでのエネルギーマネジメント導入の参考にさせていただきたい」と述べられ、当社の視察に大変満足されたようでした。